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コラム内容
外壁のコーキングとは?打ち替えをすべきシチュエーションも解説!
2024.03.10
住まいは家族の安らぎの場であり、その美観と機能性を長期間保つことは、多くの方々にとって重要な課題です。
特に、外壁を保護し美しさを保つために不可欠なのが、コーキングの適切な管理です。
この記事では、コーキングの概要から正しい補修方法について、家を長持ちさせたいと考える方々へ向けて解説します。
□コーキングとは?
コーキング(シーリング)は、家の外壁に用いられる目地材のことで、隙間や穴を埋めることで防水や気密性を高める役割を担います。
シーリングとも呼ばれることがありますが、どちらの言葉でも伝わるので気にする必要はないでしょう。
1:コーキングの役割とは
コーキングは外壁材の隙間を埋めることで、水の浸入を防ぎ、建物の耐久性を向上させます。
また、温度変化による材料の伸縮に対応する弾性を持っており、建物を長期間保護します。
2:種類と寿命
コーキングには様々な種類があり、使用する場所や目的に応じて選択されます。
一般的に、コーキングの寿命は5〜10年とされていますが、環境条件によって前後します。定期的な点検と適切なメンテナンスが重要です。
新築やリフォーム時には、サイディングやALCパネル、タイルといった外壁材の目地にコーキングが施されます。
これにより、建物の美観と機能性が長期間保たれるのです。
□コーキングの正しい補修方法!打ち替えをすべき場所とは
コーキングの補修には「打ち替え」と「増し打ち」の2つの方法がありますが、それぞれの状況に応じた適切な方法を選択することが肝心です。
1:打ち替え
打ち替えは、古いコーキング材を完全に撤去し、新しい材料で補修する方法です。
これにより、外壁の隙間をしっかりと埋め直し、防水性や柔軟性を回復できます。
基本的には耐久性を考慮して打ち替えが推奨されます。
2:増し打ち
一方、サッシ周りといった特定の場所では、既存のコーキングを残したまま上から新しい材料を重ねる「増し打ち」が適しています。
これは、打ち替えによって防水紙を傷つけるリスクを避けるためです。
3:適切な補修方法の選択
どの補修方法を選択するにしても、現状のコーキングの状態を正確に評価し、最も効果的な方法を選ぶことが重要です。
プロの意見を参考にすることも一つの手段です。
□まとめ
住宅の美観と機能性を守るためには、コーキングの適切な管理が不可欠です。
この記事を通じて、コーキングの基本知識と正しい補修方法について理解を深め、家のメンテナンスに役立てていただければ幸いです。
定期的な点検と適切な時期に補修を行うことで、住まいを長持ちさせましょう。