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屋根工事

屋根には雨や風から住宅を守るという重要な使命があります。そして、その屋根や外壁の耐久性と防水性を保つために行わなくてはならないのが塗装です。

屋根と外壁は建築されたその時から日光や風雨、寒暑に晒され、風で飛んでくる砂や埃に叩かれ続けています。もし雨水などが浸水すると、柱などを腐らせ、住宅に大きな被害を与えます。

お客様ごとの建物の状態やご要望、考え方などを考慮し、最適な施工方法での屋根工事をご提案しております。

豊富な素材とカラーバリエーションから大切なお住まいに最適なコーディネートをお任せください。

8種類の屋根材

  • 粘土瓦

    粘土瓦耐用年数は50年以上

    粘土瓦は、工事費用が高くても構わないから屋根の耐久性を高めたい方に向いています。

    粘土瓦とは、粘土を焼いて作る瓦素材です。「陶器瓦」や「いぶし瓦」などとも呼ばれます。

    工事価格は1平方メートルあたり9,000〜12,000円と非常に高額です。

  • セメント・コンクリート瓦

    セメント・コンクリート瓦耐用年数は30年程度

    セメント・コンクリート瓦は、粘土瓦のメリットと価格の安さをバランスよく取り入れる場合に適しています。

    セメント・コンクリート瓦とは、セメントやコンクリートを材料にして作る瓦素材です。「モニエル瓦」とも呼びます。

    デメリットが多いため近年では利用する住宅が減っています。

    工事価格は1平方メートルあたり6,000〜8,000円です。

  • 化粧スレート

    化粧スレート耐用年数は20年以上

    化粧スレートは、耐用年数と価格のコストパフォーマンスに優れた屋根材を使いたい方に向いています。

    化粧スレートとは、セメントなどを材料として作る板状の屋根材です。「人工スレート」や「コロニアル」「カラーベスト」とも呼ばれます。

    日本の住宅では特に人気がある屋根材です。

    工事価格は1平方メートルあたり1,1000円〜14,000円と非常に高額です。

  • 天然スレート

    天然スレート耐用年数は20年以上

    天然スレートは、化粧スレートよりもデザイン性が高いスレート屋根にしたい場合に適しています。

    天然スレートとは、岩石を材料とした薄い板状の屋根材です。

    メリットは、化粧スレートに比べると天然石にしかない美しさがあることです。デメリットは、化粧スレートに比べると価格が高いことと、重いために耐震性が低下する点です。

    工事価格は1平方メートルあたり10,000円以上です。基本的に化粧スレートよりも耐用年数は長いです。

  • トタン

    トタン耐用年数は10〜20年

    トタンは、10年程度で屋根材を交換してもいいから工事価格をとにかく安くしたい方に適しています。

    トタンとは、亜鉛でメッキ加工した薄い鉄板素材です。デメリットが多いため、近年では使用する住宅が減っています。

    工事価格は1平方メートルあたり5,000〜6,000円です。耐用年数は屋根材としては最も短いです。

  • ガルバリウム鋼板

    ガルバリウム鋼板耐用年数は30年程度

    ガルバリウム鋼板は、カバー工法で安く屋根工事をしたい人や、雨漏り対策を重視したい場合に適しています。

    ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムと亜鉛、シリコンによってメッキ加工された鋼板素材です。

    コストパフォーマンスに優れているため、金属の屋根材では最も人気があります。

    工事価格は1平方メートルあたり6,000〜9,000円です。

  • 銅板

    銅板耐用年数は60年以上

    銅板は、屋根の耐用年数を長くするためであれば、業者を探す手間と高額な費用を惜しまない、という方に適していると言えます。

    銅板屋根とは、銅製の板を屋根に張り付けたものです。寺などの特殊建築で主に利用します。

    屋根材のなかで耐用年数が最も長いです。

  • アスファルトシングル

    アスファルトシングル耐用年数は20〜30年程度

    アスファルトシングルは、屋根のデザイン性を高めたい方に適しています。

    アスファルトシングルとは、ガラス繊維にアスファルトを染み込ませ、表面に石を吹き付けたシート状の屋根材です。

    工事価格は1平方メートルあたり5,000〜6,000円ですが、施工業者が少ないため工賃が高くなるおそれがあります。

屋根工事 各種工法

屋根の葺き替え

屋根の葺き替え工事

屋根の葺き替えとは、単に屋根の表部分だけを補修する工事ではなく、全面的に屋根を一新するリフォームのことです。

葺き替え工事では、もともとある屋根の下地から表面までを丸ごと新品へと取り替えます。ただし、建物の形状や状態によっては、一部分だけを下地から表面まで取り替えることで済む場合もあります。

屋根カバー工法

屋根カバー工法

屋根カバー工法とは、古い屋根のうえに軽い屋根を張ってかぶせる工事方法のことです。

古い屋根をはがして処分する手間と費用がかからないので、工事費用と工事期間を抑えることができます。

一般住宅ではコロニアル(スレート)のうえに軽い金属屋根(ガルバリウム鋼板もしくはエスジーエル鋼板)をかぶせる工事がよくおこなわれています。

屋根塗装の塗り替え

屋根塗装の塗り替え工事

屋根塗装は家の屋根材を塗装し、外観の美しさを維持するという役目のほか、屋根の劣化を防ぎ、雨漏りの防止にもつながります。

屋根塗装をせずに長い間そのままにしておくと、屋根が劣化し、そこから雨が入り込むと建物内部の腐食が発生の原因となります。

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