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外壁の吹き付け塗装とは?種類やメリットデメリットを解説

2024.01.13

外壁の吹き付け塗装とは?種類やメリットデメリットを解説

吹き付け塗装は外壁の塗装方法の1つで、他の塗装方法とは異なる仕上がりが特徴です。
特に、質感やデザインにこだわりを持つ方には、吹き付け塗装が注目されています。
この記事では、吹き付け塗装の概要からその魅力、他の塗装方法との比較を通じて、皆さまの家に最適な塗装方法を選ぶための情報をご紹介します。

 

□吹き付け塗装をした外壁の魅力

1:吹き付け塗装の概要

吹き付け塗装は、スプレーガンを使用し、霧状の塗料を外壁に吹き付ける手法です。
モルタル外壁に多く用いられ、その独特の質感は他の手法では再現が困難です。

この方法には、リシン吹き付け、スタッコ仕上げ、吹き付けタイル仕上げなど、様々な種類があります。

2:吹き付け塗装をした外壁の魅力

吹き付け塗装の最大の魅力は、その独特の質感にあります。
凹凸のあるザラザラとした仕上がりは、モルタル外壁に特有のもので、手塗り塗装では再現できない重厚感を演出します。

手塗り塗装が主流の現在、吹き付け塗装を選ぶことは、自宅にオリジナリティを持たせる一つの方法となります。

ちなみに手塗り塗装とは、スプレーガンではなくハケやローラーを使って仕上げる手法です。

□吹き付け塗装のメリットとデメリット

*メリット

吹き付け塗装のメリットは多岐にわたります。
まず、オリジナリティのある外壁を実現できる点です。
また、塗装に厚みがあり、重厚感のある外観を作り出すことが可能です。

さらに、コテで模様をつける工法よりもコストが低く抑えられることが多く、透湿性が高いため、外壁の保存性も良好です。

吹き付け塗装ならではの外壁の質感にこだわりたい方、塗装費用を節約したい方などにおすすめの手法となっています。

*デメリット

一方で、吹き付け塗装にはいくつかのデメリットも存在します。
凹凸があるため、汚れが付きやすく、清掃が大変になることがあります。
また、ヒビが入りやすく、リシン仕上げの場合は耐久性が低いことも懸念されます。

これらのデメリットを踏まえた上で、塗装方法を選ぶことが重要です。
また、仕上げ方法によっては比較的早い時期に塗り替えを検討する必要がある点にも注意が必要です。

□まとめ

吹き付け塗装は、独特の質感と重厚感を持つ外壁を実現する方法です。
メリットはオリジナリティある外観の実現とコストの低減、高い透湿性にありますが、汚れやすさやヒビのリスク、リシン仕上げの耐久性の問題も理解する必要があります。
この記事を参考に、皆さまの家に最適な塗装方法を選んでいただければ幸いです。