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コラム内容
モルタル外壁は何年で塗替え?寿命と兆候をご紹介
2024.01.09
モルタル外壁の家にお住まいの方は、「どれくらいで寿命がくるのか」「どうやって劣化かどうか確かめれば良いのか」などと疑問をお持ちの方も多いでしょう。
そこで今回は、モルタル外壁の寿命に関する重要な情報を、皆さんの理解を深めるためにお届けします。
自宅の外壁がどのような状態にあるか、今一度見直してみましょう。
□モルタル外壁の寿命は?
モルタル外壁の寿命は一般的に約30年とされています。
しかし、これはあくまでも定期的なメンテナンスが前提です。
放置しておくと、紫外線や雨風による影響で、表面が劣化し、寿命が短くなる恐れがあります。
モルタル壁の状態を長く保つ秘訣は、定期的な塗装です。
この塗装により、外壁全体を保護し、長持ちさせることが可能です。
築30年を過ぎたら、モルタルの作り替え、または外壁カバー工事が必要です。
作り替えでは、劣化したモルタル外壁を剥がし、再度作り直します。
全面的な改修はもちろん、一部分のみの改修も可能です。
外壁カバー工事では、既存の外壁の上から新しい外壁材をかぶせます。
こちらの工法は人気が高まりつつあり、耐久性のある建材も多いです。
□モルタル外壁の劣化のサイン
モルタル外壁が寿命に近づいているサインには、特に2つの明確なものがあります。
これらの症状を確認し、改修するかどうかの判断材料にしてみてください。
*0.5mm以上のひび割れ
外壁全体に0.5mm以上のひび割れが見られる場合、モルタルの作り替えやカバー工事が必要です。
この状態では、外壁の耐久性は大きく落ちており、補修だけでは不十分です。
また、補修をしても、どうしても跡が目立ち、見た目が悪化してしまいます。
*外壁の一部崩壊
モルタル壁の一部が崩れている場合、強度が大幅に低下しており、内部への水の浸入リスクが高まっています。
これは補修ではなく、しっかりした工事が必要です。
モルタル外壁の寿命が迫っている方は、これらの劣化症状が起きていないか定期的にチェックしてみましょう。
寿命がまだ来ていない方であっても、年に1度は点検し、外壁の状態をチェックしておくのが賢明です。
□まとめ
モルタル外壁の寿命は約30年であり、その寿命を保つためには定期的なメンテナンスが不可欠です。
塗装は外壁の保護に重要な役割を果たします。
また、0.5mm以上のひび割れや外壁の一部崩壊は、外壁の寿命が近づいているサインとして認識すべきです。
これらのサインが見られた場合は、速やかに適切な措置を取ることが重要です。
自宅の外壁を守るためにも、定期的なチェックとメンテナンスを怠らないようにしましょう。