外壁材として人気があるガルバリウム鋼板をご存知でしょうか。
名前は知っているけれど、実態はよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ガルバリウム鋼板の選択がもたらすメリットと、色選びのコツについて解説します。
□ガルバリウム鋼板を選択するメリット
ここでは、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
ガルバリウム鋼板はアルミニウムを主原料として作られており、他の金属材料に比べてサビにくい性質を持っています。
トタンをはじめとした他の金属材と比較して、耐蝕性に優れ、長期にわたる使用にも耐えられます。
窯業系サイディングと比べて隙間が少なく、水が内部に浸透しにくいため、雨漏りのリスクを減少させます。
ガルバリウム鋼板は特に軽量であるため、地震の際の建物への負担を軽減し、耐震性を向上させます。
これは地震の多い日本において、特に重要な特性です。
一般的に20年から25年の耐用年数を有し、張り替えの頻度が比較的少なく済みます。
ガルバリウム鋼板はスタイリッシュな外観を実現し、モダンな住宅デザインに最適です。
そのユニークな質感は、建物に洗練された印象を与えます。
□ガルバリウム外壁の色選びのポイント
ガルバリウム鋼板の場合、色選びのポイントは以下の通りです。
*汚れの目立ちにくさ
中間色の選択、例えばグレーやベージュなどは、汚れが目立ちにくく、長期間美観を保つのに効果的です。
*艶の有無
艶ありの外壁は汚れが付きにくい一方で、経年で艶が失われやすいため、大幅な差別化要因になるとは言い難いです。
艶なしは汚れは付きやすいものの、経年変化が少なく、長期間にわたって同じ外観を維持しやすいです。
見た目を重視するか、汚れにくさを重視するかといった選択になるでしょう。
□まとめ
ガルバリウム鋼板は、サビに強く、耐用年数が長く、モダンな外観を実現するなど、多くのメリットを持つ外壁材です。
色選びにおいては、汚れの目立ちにくさ、艶の有無、周囲の環境との調和を考慮することで、美しさと実用性を兼ね備えた外壁が完成します。
これらのポイントを押さえることで、美しく機能的な住まいを実現できるでしょう。