雨漏り被害が多発する季節！被害を最小限に抑える初期対応とは？

 

梅雨や台風のシーズン、突然の雨漏りに見舞われパニックになってこの記事にたどり着いた方も多いのではないでしょうか。大切なお住まいが雨漏りすると、本当に不安になります。
この記事では、外壁・屋根工事の専門家が、雨漏り発生時に被害を最小限に抑えるための正しい初期対応から、ご自身でできる応急処置の方法、信頼できる専門業者の選び方まで、あなたの不安を解消するために必要な情報を徹底的に解説します。

 

 

 

雨漏り発生時にやるべき4つの初期対応

天井から水が滴り落ちてくる光景を目の当たりにすると、誰でも冷静ではいられなくなるものです。まずは被害の拡大を防ぐための初期対応を落ち着いて行いましょう。

雨漏り発生時の初期対応①：水を受け止める

まず最初にやるべきことは、雨漏りしている箇所の下にバケツや雑巾、なければビニールシートなどを置いて、床や家財が濡れるのを防ぐことです。フローリングの変色やカビの発生、階下への漏水といった二次被害を防ぐために、非常に重要な作業です。
バケツの底に雑巾やタオルを敷いておくと、水滴の音を吸収してくれますので不安を和らげる効果が多少あるかもしれません。

雨漏り発生時の初期対応②：濡れた家具や家電を移動

雨漏り箇所の近くに家具や家電がある場合は、すぐに移動させましょう。木製の家具は水分を吸うと変形やカビの原因になりますし、家電製品が濡れると漏電や火災、故障のリスクがあり大変危険です。
コンセントが濡れている場合は、感電の恐れがあるため絶対に触らないでください。ブレーカーを落としてから、コンセントを抜くようにしましょう。

雨漏り発生時の初期対応③：雨漏りの状況を記録

落ち着いてきたら、スマートフォンやカメラで雨漏りの状況を記録しておきましょう。以下の点を写真や動画で撮影しておくと、後で専門業者に状況を説明する際に非常に役立ちます。また、火災保険を申請する際の証拠資料としても有効です。
【撮影すべきポイント】
①雨漏りしている箇所の写真（全景）
②雨漏りの水量や頻度がわかる動画
③被害を受けている箇所の写真（濡れた床や家具など）
④建物の外観（可能であれば、原因と思われる箇所の外壁や屋根）

雨漏り発生時の初期対応④：専門業者に連絡

初期対応が完了したら、できるだけ早くプロの専門業者に連絡しましょう。雨漏りは、放置すればするほど建物の構造部分（柱や梁など）の腐食を招き、場合によってはシロアリの発生やカビによる健康被害など、より深刻な問題に発展する可能性があります。
「どこに頼めばいいか分からない」という方も、まずは無料点検や相談を受け付けている業者に連絡し、専門家の目で現状を診断してもらうことが大切です。

雨漏り発生時にやってはいけないNG行動

雨漏りの被害を拡大させたり、ご自身の身を危険に晒したりしないためにも、以下の行動は絶対に避けてください。

雨漏り発生時のNG行動①：安易に屋根に登る

「ちょっと様子を見てみよう」と、ご自身で屋根に登るのは絶対にやめてください。雨で濡れた屋根は非常に滑りやすく、転落事故のリスクが極めて高いです。
また、屋根材の知識がないまま歩くと、かえって屋根材を破損させてしまい、雨漏りを悪化させるケースも少なくありません。

雨漏り発生時のNG行動②：原因を自分で特定しようと壁や天井を壊す

雨漏りの原因箇所を突き止めようと、内側から壁紙を剥がしたり、天井に穴を開けたりするのも危険です。水の侵入経路は非常に複雑で、専門家でなければ特定は困難です。
むやみに壊してしまうと、修理費用が高額になるだけでなく、建物の強度を損なうことにもなりかねません。

自分でできる応急処置の方法と注意点

専門業者が到着するまでの間、被害を最小限に抑えるためにご自身でできる応急処置もあります。ただし、これらはあくまで一時的な対策であり、根本的な解決にはならないことにご注意ください。

防水テープを使った応急処置

ひび割れなど、雨水の浸入口が比較的分かりやすい場合、防水テープを使って一時的に塞ぐ方法があります。ホームセンターなどで購入でき、比較的簡単に施工できます。

【応急処置の手順】
・補修箇所の汚れや水分を雑巾で綺麗に拭き取る
・ひび割れを覆うようにしっかりと防水テープを貼り付ける
・重ねて貼る場合は下から上の順番で

【注意点】
テープが剥がれてしまう可能性があるため、あくまで一時的な処置です。
また、高所での作業は危険ですので、手の届く範囲に留めましょう。

コーキング剤（シーリング）を使った応急処置

外壁のひび割れ（クラック）や、サッシ周りのシーリングの隙間が原因と思われる場合に有効です。

【応急処置の手順】
・（可能であれば）補修箇所の汚れや古いシーリング材を取り除く
・コーキングガンを使って、コーキング剤を充填する（もしくは盛り上げる）
・乾燥するまで濡れないようにビニール等で養生する

【注意点】
コーキング剤には様々な種類があり、場所に適したものを選ぶ必要があります。シリコンなどを安易に外部に使用してしまうと、その後の本修理の際のコーキングが付着しなくなりますので避けてください。

ブルーシートを使った応急処置

雨漏りの範囲が広い場合や、原因箇所が特定できない場合に有効な方法です。

【応急処置の手順】
・雨漏りしていると思われる範囲よりも大きなブルーシートを用意する
・ブルーシートを被せ、防水テープなどで端がめくれないように固定する
・（可能であれば）飛散防止のためにロープ等で引っ張る

【注意点】
あおられて危険ですので、強風時の作業は絶対に避けてください。可能であれば複数人で安全を確保しながら行ってください。

根本解決には専門家による修理が必要

繰り返しになりますが、これらの応急処置は、雨漏りを一時的に止めるためのものです。雨漏りの本当の原因を突き止め、建物の寿命を守るためには、必ずプロによる点検と適切な修理が必要です。
「応急処置で雨漏りが止まったから大丈夫」と放置してしまうと、見えないところで建物の腐食が進み、後で大規模な工事が必要になってしまう可能性があります。

雨漏りの主な原因と発生箇所

雨漏りの原因は多岐にわたります。代表的な原因と発生箇所を知ることで、ご自宅のどこにリスクが潜んでいるかを把握する手がかりになるでしょう。

屋根からの雨漏り

最も雨漏りの原因となりやすい場所です。屋根材の種類によって、劣化の症状は異なります。

スレート屋根
・経年劣化によるひび割れ（クラック）
・表面塗膜の劣化による防水性の低下
・棟板金の釘の浮きやシーリングの劣化

瓦屋根
・地震や台風による瓦のズレや割れ
・漆喰やモルタルの崩れ
・防水シート（ルーフィング）の破れ
・金属屋根（ガルバリウム鋼板など）
・表面の傷によるサビの発生
・サビによる穴あき
・つなぎ目部分のシーリングの劣化

外壁からの雨漏り

外壁も屋根と同様、常に雨風に晒されているため雨漏りの原因となりやすい箇所です。

モルタル壁
・経年劣化や地震の揺れによるひび割れ（クラック）からの浸水

サイディング壁
・サイディングボードの反りやひび割れ
・ボード同士のつなぎ目を埋めるシーリング（コーキング）のひび割れや肉痩せ

ベランダ・バルコニーからの雨漏り

見落としがちですが、ベランダやバルコニーも雨漏りの原因として非常に多い箇所です。

・防水層の劣化
・床面の防水塗装（トップコート）や防水シートのひび割れ、剥がれ
・排水口（ドレン）の詰まり
・落ち葉やゴミによる排水口の詰まり
・笠木の劣化
・手すり壁の上に取り付けられた金属笠木部分のつなぎ目の劣化や浮き

窓・サッシ周りからの雨漏り

窓やサッシの周りは、外壁との取り合い部分であり、雨水が侵入しやすい箇所です。

・シーリング（コーキング）の劣化
・紫外線などの影響で硬化
・ひび割れや剥がれ
・外壁のひび割れ
・窓の上部にある外壁のひび割れ

船橋市・八千代市・習志野市で雨漏り修理ならオーネストリフォームへ

ここまで、雨漏りの初期対応から業者選びのポイントまで解説してきました。
千葉県の船橋市、八千代市、習志野市、またはその近隣エリアにお住まいで、業者選びにお悩みでしたら、ぜひ一度私たちオーネストリフォーム株式会社にご相談ください。

オーネストリフォームが選ばれる3つの理由

【地域密着の豊富な実績と専門知識】
私たちは創業以来、船橋市・八千代市・習志野市を中心に一都三県で、数多くの外壁塗装や防水工事を手掛けてきました。地域の気候や住宅の特徴を熟知した専門家が、雨漏りの原因を的確に突き止め、最適な修理方法をご提案します。
【徹底した無料診断と分かりやすい報告】
ご相談いただければ、雨漏り診断の専門家がすぐにお伺いし、お住まいを徹底的に調査します。調査の際には写真を撮影し、「どこが」「なぜ」「どうなっているのか」を誰にでも分かりやすくご説明することを心がけています。ご納得いただけないまま、工事を進めることは一切ありません。
【安心の自社施工とアフターフォロー】
弊社はご相談から施工、アフターフォローまで一貫して自社で対応する「完全自社施工店」です。下請け業者に丸投げしないため、高品質な工事を適正価格でご提供できます。工事後も、安心の保証と定期的なサポートで、あなたの大切なお住まいを末永くお守りします。

まとめ

雨漏りは、お住まいが発している重要なSOSサインです。このサインを見逃さず、適切なタイミングで専門家によるメンテナンスを行うことが、安心して長く住み続けるための秘訣です。
オーネストリフォーム株式会社では、お電話やメールでのご相談をいつでも受け付けております。「ちょっと見てほしい」「話だけでも聞いてみたい」という段階でも大歓迎です。経験豊富なスタッフが、あなたの不安に親身に寄り添いますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。