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古い家の雨漏り修理の費用相場は?目安を解説します

2024.06.14

古い家の雨漏り修理の費用相場は?目安を解説します

古い家の雨漏りは、放置すれば家の構造を損なう深刻な問題へと発展します。
しかし、雨漏りの修理には高額な費用がかかるイメージがあり、修理を躊躇してしまう方も少なくないでしょう。

そこで本記事では、古い家の雨漏り修理に必要な費用の実情と、専門業者に依頼するメリットについて詳しく解説します。
雨漏りでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

 

 

□古い家の雨漏り修理費用の実情

 

1:屋根からの雨漏り修理費用

 

屋根からの雨漏りは、軽度なら5~30万円、中程度で35~75万円、重度になると80~200万円ほどの修理費用が必要です。
特に瓦屋根の場合、全面的な修理が必要だと高額になりますが、瓦のずれを修正するだけなら比較的安く済みます。

 

2:天井からの雨漏り修理費用

 

天井からの雨漏りは、屋根やベランダだけでなく、外壁のヒビから雨水が浸入することも原因として考えられます。
修理費用は5~15万円ほどが相場です。

 

3:ベランダの雨漏り修理費用

 

ベランダの雨漏りは、排水溝の詰まりや防水加工の劣化が主な原因で、修理費用は5~15万円ほどが目安となります。

 

4:外壁からの雨漏り修理費用

 

外壁の劣化が原因の雨漏りは、軽度なら5~50万円、中程度から重度になると80~200万円ほどの修理費用がかかります。
部分的な修理と外壁全体の塗り替えでは、費用に大きな開きがあるでしょう。

 

5:窓枠やサッシの雨漏り修理費用

 

窓枠やサッシの隙間から発生する雨漏りは、コーキングで簡単に修理できることが多く、修理費用は5~25万円ほどです。

古い家の雨漏り修理には、場所や原因によって幅広い費用が必要となります。
ただし、早期発見・早期対応することで、より大きなダメージや高額な修理費を避けられるでしょう。

 

□DIYではなく専門会社に頼むべき理由

 

1:古民家の雨漏り修理は部品交換が必要で難易度が高い

 

古い家や古民家の屋根や壁の構造は現代の家とは異なるため、雨漏りの原因箇所を修理・補修するだけでは不十分で、多くの場合は部品の交換が必要です。
これには専門的な知識や技術が要求されるため、DIYでは適切な修理が難しいでしょう。

 

2:不適切な修理は再発リスクが高い

 

雨漏りの修理を自分で行っても、根本的な原因が解決されていないことが多々あります。
その場合、再発リスクが高くなってしまいます。
専門会社なら正確な原因特定と適切な修理方法の選択が可能で、長期的な安心感を得られます。

 

3:専門会社なら保証やアフターフォローも安心

 

専門会社に依頼すれば、修理後の保証やアフターフォローも期待できます。
万が一、修理後に問題が生じても、すぐに対応してもらえる安心感があります。

古い家の雨漏り修理は、専門的な知識と技術が必要不可欠です。
DIYで一時的に雨漏りを止められたとしても、根本的な解決にはならず、再発リスクを抱えることになります。
大切な我が家を長持ちさせるためにも、信頼できる専門会社に修理を任せることをおすすめします。

 

 

□まとめ

 

古い家の雨漏り修理には、原因箇所や修理範囲によって数万円から数百万円までの幅広い費用が必要となります。
屋根や外壁、天井、ベランダ、窓枠など、雨漏りが発生する場所は様々ですが、いずれも放置すれば深刻なダメージにつながる可能性があります。

また、古民家特有の構造から、雨漏りの修理には専門的な知識と技術が要求されます。
DIYで対応するよりも、再発リスクを避け、長期的な安心を得るためにも、専門会社への依頼がおすすめです。

定期的な点検とメンテナンスを怠らず、雨漏りの兆候を見逃さないことが、古い家を末永く大切に使い続けるために重要なポイントといえるでしょう。