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外壁塗装で用いられる無機塗料とは?メリットをご紹介

2024.06.05

外壁塗装で用いられる無機塗料とは?メリットをご紹介

外壁塗装を検討している方の中には、無機塗料がどういったものか知りたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、耐久性と美観を保持する点で優れた外壁塗装材料として、無機塗料に焦点を当てて解説します。
ぜひ最後までご覧ください。

□無機塗料って実際どんなもの?

無機塗料とは、その主成分が無機物である塗料のことを指します。
この塗料は、主にガラスや石などの無機素材から作られ、有機塗料と比べて紫外線や化学反応による劣化が少ないという特性があります。

有機塗料とは、アクリル塗料やシリコン塗料などの一般的な塗料のことです。

□外壁塗装に無機塗料を選ぶべき理由

外壁塗装における無機塗料の選択は、ただ美観を保つだけではなく、多くの実用的なメリットを提供します。
ここでは、無機塗料を選択するきっかけとなる主要な理由を探ります。

*耐候性が高い

無機塗料の最大の特徴は、その優れた耐候性にあります。
紫外線による影響をほとんど受けず、色褪せや劣化が非常に少ないため、外壁の美観を長期間保持できます。
外壁塗装で使われる塗料の中でも20~25年という最長の耐用年数を持ち、これにより塗り替えの頻度を減らし、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。

*カビやコケの防止

無機塗料は、カビやコケが生えにくい特性を持っています。
これは、無機塗料に含まれる有機物が少ないためです。
このため、外壁が常に清潔に保たれ、さらにメンテナンスの手間を省けます。

カビやコケは見た目を悪くするだけでなく、外壁を傷めたり、湿気を溜めたりすることで建物の寿命を縮める側面もあるため、これは大きなメリットと言えます。

*防火性

無機塗料は非常に防火性が高い材料です。
これにより、火災の際の燃え広がりを抑え、建物を保護する役割を果たします。
特に火災リスクが高い地域や建物において、無機塗料の選択は安全性を大きく向上させます。

無機物が100%ではないので全く燃えないということはありませんが、有機塗料と比較すると燃えにくいのは確かです。

□まとめ

今回ご紹介したように、無機塗料はその耐久性、防汚性、そして安全性の高さから、外壁塗装において非常に有効な選択肢です。
これらの特性は、建物を長期間保護し、美観を維持するために重要です。
無機塗料を選ぶことは、単なるコストの節約以上に、資産価値の維持と向上に寄与します。
これらの情報を参考に、満足の行く外壁塗装材料の選択をしてくださいね。