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外壁にリシン吹き付けを施すメリットとデメリットを紹介します!

2023.12.21

外壁にリシン吹き付けを施すメリットとデメリットを紹介します!

外壁リフォームを考える方にとって、工事費用とデザイン性は重要な要素です。
リシン吹き付けは、その両方を満たす選択肢として注目されています。
この記事では、リシン吹き付けのメリットとデメリットを掘り下げ、賢いリフォーム選択をサポートします。
外壁塗装に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

□リシン吹き付けのメリットとデメリット

リシン吹き付けにはメリットがありますが、デメリットも存在します。
それぞれを理解したうえで検討していくことが重要です。

*メリット

1.費用が安い
リシン吹き付けは、スプレーガンを使用することで作業時間が短縮され、結果として工事費用を抑えられます。
さらに、リシン材自体の価格も比較的低く、経済的な外壁リフォームを実現します。

2.高級感あるデザイン
リシン吹き付けは、落ち着いたデザインで高級感を演出します。
艶を抑えた仕上がりで、洗練された外観を実現できるでしょう。

3.優れた通気性
湿気を放出しやすいため、日本の住宅に適した外壁仕上げ方法と言えます。
通気性が高いことで、壁内の湿気を効果的にコントロールし、快適な住環境を維持できます。

*デメリット

リシン吹き付けにはデメリットも存在します。
クラック(ひび割れ)が発生しやすい点や、汚れが付きやすい点です。
これらのデメリットを理解し、適切なメンテナンスが必要です。

□外壁にリシン吹き付けを施す時の流れ

1.足場の設置

リシン吹き付け工事を始める前に、まずは安全かつ効率的な作業のために足場を設置します。
足場は作業員の移動を容易にし、高所での作業を安全に行うために不可欠です。
設置と解体にはそれぞれ半日程度を要します。

2.高圧洗浄

外壁の汚れを落とすために、高圧洗浄を行います。
この工程は外壁の汚れを除去し、塗装の密着を良くするために重要です。
洗浄後は外壁を十分に乾燥させる必要があります。

3.下地補修

高圧洗浄で落ちなかった汚れや異物を手作業で取り除きます。
また、錆びや構造クラックの補修もこの段階で行います。
下地の状態を整えることで、塗装の品質を高められます。

4.養生作業

塗装作業中に周囲の物を汚さないように、窓やドア、エアコンの室外機などをビニールシートで保護します。
この養生作業は、塗装の品質を保ちつつ、周囲の環境を守るために重要です。

5.塗装工程

塗装は下塗り、中塗り、上塗りの順に行います。
各工程には塗装と乾燥のために時間が必要で、外壁だけであれば合計6日程度を要します。
塗装工程の適切な管理は、仕上がりの品質を左右します。

□まとめ

この記事では、リシン吹き付けのメリットとデメリット、そして外壁塗装の流れについて解説しました。
リシン吹き付けは工事費用が比較的安価で、デザイン性に優れています。

しかし、ひび割れや汚れが発生しやすく、メンテナンスには注意が必要です。
メリット・デメリットそれぞれを理解したうえで適切なものを選んでいきましょう。