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コラム内容
塗料にはどのような種類がある?外壁塗装で後悔しないための選び方も紹介
2023.12.09
外壁塗装は、家の美観を維持するために不可欠です。
しかし、多種多様な塗料の中から最適なものを選ぶことは、多くの方にとって難しい問題ではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装における塗料の種類と特徴、失敗しない選び方について解説します。
□外壁塗装における塗料の種類について
1.アクリル塗料
比較的安価であるというメリットがありますが、汚れやすさや耐久性の低さがデメリットです。
耐用年数は約5〜8年とされています。
2.シリコン塗料
価格と機能のバランスが取れており、耐候性や遮熱機能を備えた製品が多いです。
耐用年数は10〜12年でカラーバリエーションも豊富なため、外壁塗装において非常に人気があります。
3.フッ素塗料
12〜15年の長い耐用年数と優れた耐久性、耐候性を誇ります。
初期コストは高いものの、長期的な視点で見れば外壁を効果的に保護し、コストパフォーマンスに優れています。
4.ウレタン塗料
ウレタン塗料はかつて主流でしたが、現在ではシリコン塗料を使うことが多くなっています。
しかし、密着力が高く汎用性に富んでいるため、雨どいや木部などの特定の部分には適しています。
5.ラジカル塗料
新しいタイプの塗料で、耐候性を高める効果が期待されています。
防藻や防カビ性能を備え、チョーキング現象を抑制する特性があります。
ただし、最新の塗料であるため、扱いに慣れている会社を選ぶ必要があります。
6.無機塗料
紫外線による劣化が少なく、変色しにくい、汚れにくい、燃えにくいといった特性を持っています。
しかし、価格が高く、ひび割れしやすいというデメリットもあります。
特定の条件下での使用に適しており、適切な状況での使用が推奨されます。
□外壁塗装で後悔しないための選び方について
*シリコン塗料とラジカル塗料の選択
一般的な外壁塗装において、シリコン塗料とラジカル塗料は特に推奨される選択肢です。
迷った時にはシリコン塗料とラジカル塗料を選択することをおすすめします。
*色の選択とメーカーの確認
外壁塗装の色選びは、家の外観に大きな影響を与えます。
色の選択には慎重になり、メーカーごとの色見本を確認することが重要です。
具体的な色のイメージを持ち、メーカーのラインナップを確認することで、期待通りの仕上がりを実現できます。
*施工事例の確認
外壁塗装を依頼する前に、過去の施工事例を確認することが重要です。
施工事例を通じて、会社の技術力や仕上がりの質を把握し、信頼できる会社を選べます。
また、施工事例は、自宅の外壁塗装に対する具体的なイメージを持つのにも役立ちます。
□まとめ
外壁塗装は家の美観を保ち、長期的な保護を提供するために重要です。
適切な塗料の選択は、その効果を最大限に引き出す鍵となります。
アクリル、シリコン、フッ素、ウレタン、ラジカル、無機塗料など、各種塗料の特徴を理解し、自宅の条件やニーズに合わせて選ぶようにしましょう。